お祝いに使う横断幕をデザインするコツとおすすめのサイズ

誕生日のお祝いで使う横断幕(出産・成人・長寿)
出産や成人、長寿などの誕生日は大切なその人の節目です。
人生の節目を華やかに彩る横断幕は、お祝いの会をひときわ盛り上げることでしょう。
長寿のお祝いで使う横断幕(還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿)

▲ 制作事例:坪河 様
長寿のお祝いは、本人だけでなくその子どもや孫、友人知人にとっても喜ばしく、ひと目見て分かるデザインが好ましいです。
長寿のお祝いはそれぞれの節目で決まった色があるので、その色をメインやベースにするのがおすすめです。
赤、紫色、金色、白色はいずれも相性がよく、色の割合を大きくすると主役の色を際立たせることができます。
長寿祝の種類 | 還暦 | 古希・喜寿 | 傘寿・米寿 | 卒寿・白寿 |
テーマカラー | 赤 | 紫 | 金 | 白 |
還暦 | 古希 |
喜寿 | 傘寿 |
米寿 | 卒寿 |
白寿 | 〇〇さん(名前) |
祝 | おめでとうございます |
いつまでも長生きしてね | いつもありがとう |
「いつまでも長生きしてね」などのメッセージを添えると、お祝いされる人の心に寄り添った、心温まる雰囲気の横断幕が作れます。
成人のお祝いで使う横断幕

成人式のお祝いは人生の大きな節目であり、自治体を挙げての一大イベントです。
横断幕は派手で華やかな中にも、どこか厳粛な雰囲気を漂わせるようなデザインがおすすめです。
赤や黒、金色などを使うと、おめでたさと厳かさを同時に演出できます。
また、桜や日の出、富士山などは、日本や門出をイメージさせます。
天女や鳳凰、獅子、虎といった誰もが知るモチーフを使って仕上げるのもいいでしょう。
天からもお祝いされ、強い動物から守られるといった雰囲気がお祝いムードを盛り上げます。
祝 | 成人 |
〇〇(地域名) | 第〇〇期 |
〇〇(名前)※連名で記載してもOK | おめでとう |
新成人 | 20XX.XX.XX(成人式の日付) |
メッセージなどを色々と盛り込むよりも、成人の祝いであることがひと目で分かるようなデザインが良いでしょう。
出産や誕生日のお祝いで使う横断幕

出産や1歳のお誕生日などを、家族や親戚あるいは友人の集まりでお祝いする場合の横断幕です。
お祝いされる人の年齢や個性に合ったデザインを考えます。
配色は暖色系と寒色系、反対色(赤と緑など)を取り混ぜると非常ににぎやかになります。
暖色系 | 寒色系 | 反対色 |
赤 黄色 オレンジ ピンク |
青 緑 紫 水色 |
青と黄色 青とオレンジ 緑と赤 緑とピンク |
顔写真を入れるのも記念になります。
派手でポップな色使いやデザインは、お子さんやお友達のお誕生日を祝う横断幕にピッタリです。
また、おすすめのモチーフは風船やケーキ、花、フラッグガーランド(三角旗)などです。
楽しい気分を演出してくれますよ。
大人の誕生祝いには、ちょっとおしゃれなテキスタイルデザインなどを使うのも良いアイデアです。
北欧柄やボタニカル柄なども人気があります。
祝 | 生誕 |
〇〇ちゃん・〇〇くん(名前) | 20XX.XX.XX(生年月日) |
〇〇歳(年齢) | 誕生日おめでとう |
Happy Birthday | これからも元気いっぱいに大きくなってね! |
学校や会社の式典で使う横断幕(創立記念・入学式・卒業式・入社式・内定式)

▲ 制作事例:株式会社村上農園 様
学校や会社の式典で使う場合は、正式で公な場であるためシンプルで内容が分かりやすいデザインがおすすめです。
おすすめの配色は、スタンダードな白地に黒文字です。
この他お祝いの色として赤を添えたり、会社のマークを入れたりします。
正式な場であるため、文字デザインも余計な装飾の少ない書式がおすすめです。
〇〇式 | 祝・入社 |
祝・創立記念 | 第〇回 |
20XX年度 | おめでとうございます |
歓送迎会で使う横断幕(歓迎会・送別会・慰労会)

歓送迎会や慰労会はお酒の席であることも多く、会社内で催すとしてもオフの雰囲気が強いため、少し砕けた柔らかいデザインや配色がおすすめです。
デザインは、当事者の年齢や雰囲気などに合わせると良いでしょう。
歓送迎会などの横断幕は、シックな雰囲気からポップなものまで、意外と自由度を高くしてもしっくりときます。
こちらのように、年配の人向けにはシックで重厚感のあるものも喜ばれます。
暗めの色でもモチーフや金色をいれることでバランスがとれます。
反対に、式典のような1〜2色のみでは寂しい感じになってしまうので、少なくとも3〜4色以上の多色使いがおすすめです。
祝 | 〇〇さん |
入社おめでとう | これからよろしく |
お疲れ様でした | ご栄転おめでとうございます |
ありがとうございました | お世話になりました |
「お世話になりました」「お疲れさまでした」など一言メッセージを添えると、感謝の気持も伝わります。
学校や部活のお祝いで使う横断幕(出場記念・優勝記念・合格記念・就職記念)

▲ 制作事例:梶白 文洋 様
運動部や音楽部などの優勝記念・出場記念は、校門の上や道路に面した塀や柵、最寄り駅などに飾られることが多いです。
学校関係者だけでなく大勢の目に触れるため、シンプルかつ分かりやすい横断幕がおすすめです。
遠くからでもはっきりと文字が見えるよう、「祝」は赤地に白抜きや、白地に黒の文字で目立たせるのがおすすめです。
一番目立たせたい「〇〇大会出場」などの文字は大きくし、チームメンバーの名前を掲載するとチームの士気を高められるでしょう。
またイ、ラストを入れるとパッと見てどの競技なのか、どういう部活なのかパッと見てわかります。
配色は、飾る場所などを考慮し、赤・黒・青・緑など原色ではっきりとした色使いが良いです。
「祝」の文字は赤にするとダイレクトに伝わります。
祝 | 〇〇学校(学校名) |
〇〇部(部活名) | 〇〇大会・〇〇コンテスト(大会やコンテスト名) |
〇位・優勝 | おめでとう |
出場メンバーの名前などは、必要に応じて掲載しましょう。
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お祝いで使用する横断幕のおすすめサイズ
お祝いごと使用する横断幕のイメージができたら、横断幕のサイズも確認しておきましょう。 お祝いで使用する場面ごとにおすすめのサイズをご紹介します。
手で持って横断幕を使用する(写真撮影など)場合
横断幕を手で持って写真撮影などを行う場合、何人くらいで持つかによっておすすめのサイズは変わります。
少人数で横断幕を持つことを想定したおすすめのサイズを紹介します。

縦(H)×横(W) | ||
H45cm×W150cm | H60cm×W120cm | H70cm×W200cm |
壁などに飾って横断幕を使用する場合(屋内)
屋内で小さめの会場で横断幕を飾る場合は下記のサイズがおすすめです。

縦(H)×横(W) | ||
H80cm×W180cm | H120cm×W200cm | H150cm×W300cm |
一方、屋内で大きめの会場で横断幕を飾る場合は下記のサイズがおすすめです。

縦(H)×横(W) | ||
H120cm×W200cm | H120cm×W300cm | H90cm×W500cm |
外壁やフェンスなどに飾って横断幕を使用する場合(屋外)
屋外で外壁やフェンスなどに横断幕を飾る場合は下記のサイズがおすすめです。

縦(H)×横(W) | ||
H90cm×W500cm | H120cm×W540cm | H150cm×W600cm |
まとめ
横断幕は、その場に集まる人たちの祝いたいという気持ちを可視化して、最大限に示すことができる優れたアイテムです。 ときには厳かに、ときにはユニークなアイデアで心に残る横断幕を作り、盛大にお祝いしましょう。