横断幕・懸垂幕キングへようこそ!横断幕・垂れ幕・大判シートの印刷ならおまかせ。1枚3,025円~制作可能です!【日本全国対応】

お問い合わせ
横断幕・応援幕
店頭幕
足場幕
看板幕
のぼり旗

魅力的なキャッチコピーの書き方│作り方の基本を解説

魅力的なキャッチコピーの書き方│作り方の基本を解説

CMや駅の広告、店頭などでなぜか頭から離れなくなった言葉はありませんか?世にあるキャッチコピーの中には、誰もが知っている有名なものも数多くあります。人の心に残り、ふとしたときに思い出すような魅力的なキャッチコピーはどのようにして作られるのでしょうか?

キャッチコピーは端的に短い言葉で人の心を掴む必要があります。それはひらめきで生まれた偶然の産物ではなく、練りに練られて誕生した言葉なのです。この記事では魅力的なキャッチコピーの作り方とポイントを事例を交えてご紹介します。

魅力的なキャッチコピーとは?

キャッチコピーとは、広告などで強く相手の注意を引くための短い宣伝文句のことです。その言葉を見ることで商品やサービスを「もっと知りたい」「一体どういうこと?」と興味関心を掻き立てられた場合、それは魅力的なキャッチコピーと言えます。

短い言葉で構成されたキャッチコピーだけで商品やサービスのすべてを知ってもらうのには無理があるでしょう。魅力的なキャッチコピーは店頭の入り口に書かれた案内板のように、商品やサービスを知らない人たちが店頭で立ち止まり、扉を開いてその全貌を知るためのきっかけづくりの役割があるといえます。

立ち止まってもらうには、やみくもにひらめきに頼ってキャッチコピーを作っても、思うような結果は得にくいでしょう。まずはキャッチコピーの作り方について具体的に見ていきましょう。

キャッチコピーの基本的な作り方4つ

キャッチコピーの作り方の基本は次の4つです。

目的を決める

キャッチコピーを作る目的を明確にしましょう。多くの場合は商品やサービスの認知率や集客率の向上、売上アップなどが挙げられます。しかし、売る側のそういった意図が透けて見えてしまうキャッチコピーだと見た人はあまりいい気分にはなりません。

「売上を〇%アップさせたい」という数字だけにとらわれず、多くの人に知ってもらうことでその人たちにどんな恩恵を与えられるのかということにフォーカスすることが重要です。あくまでも顧客側の視点でキャッチコピーを考えましょう。

キャッチコピーが無くても商品やサービスを売ることはできます。あえてキャッチコピーを作る理由は何なのか、どんな喜びや感動を相手に与えたいのか、目的が明確になると軸がしっかりと定まり、ブレのないキャッチコピーを作ることができるでしょう。

伝える相手・ターゲットを決める

伝える相手、ターゲットを具体的に決めましょう。すべての人が心を動かされる言葉を考えようとすると、誰にでもあてはまるあいまいな表現になったり、結局誰に届けたいのかわからない平凡な言い回しになってしまう可能性があります。

ターゲットを絞って言葉を選んだほうが、まるで自分に語りかけられているような心に刺さるキャッチコピーになりやすいです。

性別、年齢、職業、生活スタイル、家族構成、休日にすること、趣味、夢、悩みなど、対象となる人物像を具体化しましょう。ターゲットのイメージが明確になることでキャッチコピーに選ぶ言葉もおのずと見えてきます。

例えばカフェのキャッチコピーを考えるとします。「20代〜30代女性」とだけターゲットの設定をするよりも、「20代〜30代女性、会社員、一人暮らし、猫を飼っている、自然が好き」とターゲット設定した方がキャッチコピーを考えやすくなります。

対象となるターゲットを具体的に決めることで、そのターゲットからすると「まるで自分に言われているような感覚」になる魅力的なキャッチコピーを導くことができます。

伝えたい商品のポイントを書き出す

次に伝えたい商品やサービスのポイントを書き出します。できる限りたくさんの魅力をいろいろな言葉で表現してみましょう。競合他社や類似商品との差別化を図れる特徴などがあればそれをキャッチコピーに含めるようにしてください。

商品のポイント例)

・癒される ・美味しいコーヒー ・自家焙煎している ・無農薬で作っている ・森の中のような雰囲気 ・自然・深煎りしている ・看板猫がいる ・リラックスできる ・爽やかな香り ・手作りケーキと一緒に ・オーガニックコーヒー豆 ・芳醇な香りと深いコク ・ほっと一息つける

多くの魅力ポイントを列挙したあと、先ほど決めた伝えたいターゲットにアピールしたいポイントだけに絞り込んでいきます。こうして絞り込むことで、心に響くキャッチコピーを作るための土台ができます。

短い言葉にまとめる

商品の魅力ポイントをターゲットのための言葉に絞ったら、それらを短い言葉にまとめましょう。長い文章は理解するまでに時間がかかり、よほど興味がある人しか見てくれません。

忙しく毎日を過ごしている人でもパッと見た瞬間に言葉が頭に入ってくるように、なるべく短い言葉でキャッチコピーを作ることが大切です。

キャッチコピーを魅力的に見せるポイント

これまでキャッチコピーの作り方について説明してきました。弊社でご注文いただくお客様の中にも幕にキャッチコピーを取り入れた事例がありますので参考にしてみてください。

グリルキッチン
KOPANKARA
苺団
ロングポテト

→制作事例を詳しく見る

ここからは、キャッチコピーをより魅力的に見せるポイントについて解説します。

利便性を伝える

キャッチコピーでは商品やサービスの利便性を伝えることがとても重要になります。商品やサービスの特徴を述べただけでは、多くの人は「そうなんだ」と納得して終わってしまいます。

商品やサービスを利用することでどんな悩みが解消され、利用する前と後ではどんな風に良い変化があるのかがイメージできると人の心は動きます。心が動くことで実際に商品やサービスを利用し、変化を体験するという行動に結びつきやすくなるのです。

商品やサービスの一番便利な点は何か、顧客目線で考えていくことが大切です。

数字で表現する

数字をキャッチコピーに入れると真実味が出て説得力が上がります。

✕ たくさんの人に愛されるお店
〇 3年連続●●受賞店

✕ ずっと受け継がれてきた秘伝の味
〇 昭和45年創業からの秘伝の味

量や期間を示す「たくさん」「多くの」「長年」「ずっと」などの言葉は、どこかあいまいなニュアンスになってしまいます。しかし、「3年連続受賞」「昭和45年創業」などの数字が入ると実績を感じられ説得力があります。数字は他の文字よりも視界に飛び込みやすく、記憶にも残りやすいです。

数字は具体的であるほど信憑性が増します。例えば「リピート率は約8割!」よりも「リピート率85.6%!」の方が、信頼できる数字のように思うでしょう。キャッチコピーの中で実績を取り上げる場合は具体的な数字で表現すると良いでしょう。

オノマトペで表現する

オノマトペで表現した言葉をキャッチコピーに入れることもおすすめです。オノマトペとは、物事の音を表した擬音語や状態を表した擬態語のことです。

擬音語:「ゴクゴク」「グツグツ」「サクサク」「ジュージュー」

擬態語:「ふわっと」「ぷるぷる」「ドキドキ」「もちもち」

オノマトペがあることで言葉にアクセントが生まれ、言葉のリズムが良くなります。人はオノマトペがあるとその物を目にしたり、触れたりしたときの感情や質感、雰囲気を想像しやすくなります。

オノマトペが示したとおりの食感やのどごし、見た目などの質感が本当なのか、実際に体験して確認したくなるでしょう。

意外性を伝える

人は想像もしなかったことに対して驚き、注目する傾向があります。商品やサービスの意外性を伝えることで「まさか!」「もっと知りたい」と興味がわくキャッチコピーになります。

意外性ということは唯一無二であることも意味します。他の商品、サービスとは違う点をあげることで、ここでしか体験できない特別感をアピールすることができます。

意外性を伝える例)

「世界最小級のふくろうと珈琲で癒しのひととき」
「昭和の世界に飛び込もう!~郷愁居酒屋~」

普段目にすることが難しい珍しいふくろうに触れ合えるカフェや、昭和を懐かしむ人がタイムスリップしたような気になる居酒屋など、「日常では味わえない意外性のある物やサービス」を体験できるということがわかると人の心を掴みやすくなります。

好奇心を煽る表現にする

珍しいことや知らないことに人は強く心が惹かれます。好奇心を煽る表現にするとそのキャッチコピーは人の心に響きやすくなるでしょう。
キャッチコピーを見たときに「どういうこと?」という疑問が心に生まれると、もっと知りたい、体験したいという好奇心が湧き、行動につながります。

好奇心を煽る表現例)
「全ての商品が生みたてです」
「業界初の取り組み!」

キャッチコピーは好奇心を煽る表現にして、感情に訴えかけるものにしましょう。

キャッチコピーのアイデア探し

ここまで魅力的なキャッチコピーの作り方やポイントをご紹介してきましたが、すぐに納得のいくものができるとは限りません。キャッチコピーのアイデア探しとして、以下の2点を参考にしてみてください。

お客様の声をヒントにする

お客様からいただく声をヒントにしてみましょう。特に常連のお客様はリピートしてくれる理由があることが多いです。リピートしてくれる理由は何かアンケートをとると自店の強みが見つけやすくなり、キャッチコピーのアイデア探しに役立ちます。

競合や他の会社のキャッチコピーを参考にする

なかなかアイデアが出ないときは競合や他の会社のキャッチコピーを参考にしてみるといいでしょう。競合が商品提供のスピードをアピールしている場合は、お客様は早さを求めていることが考えられます。また、競合のキャッチコピーをそのまま使うことはもちろんできませんが、競合との差別化ポイントは何かという点で自店のキャッチコピーを考えやすくなります。

弊社の姉妹サイトでご紹介しているキャッチコピーの例文集をご用意しております。下記のボタンから無料でダウンロードできますので、ぜひ活用してみてください。

キャッチコピー例文集のイメージ

まとめ

魅力的なキャッチコピーはお客様に興味関心をもってもらうことが大切です。そのためには商品やサービスのポイントを短い言葉でまとめたり、数字で表現したりと様々なコツがあります。また、お客様の声や競合を参考にすると、自店の強みが見つけやすくなります。ぜひ自店だけのキャッチコピーを使って集客や販促にお役立てください。