タペストリーの飾り方8選!壁や天井に穴や傷をつけない方法も紹介

タペストリーは、手軽で便利なインテリアアイテムです。適切に飾ることで部屋の雰囲気を魅力的にしてくれます。また、目隠しや間仕切り、カーテンの代わりとしても活用できる点がメリットです。
今回は、タペストリーの飾り方を8つ紹介するとともに、壁や天井などに傷を残さない方法や飾る際の注意点について解説します。
タペストリーを飾る用途
タペストリーは、さまざまな用途によって、部屋のインテリアに新たな魅力を加えることができます。たとえば、以下のような用途があります。
- 部屋のインテリアにする
- 目隠しや間仕切りとして使う
- カーテンやのれんの代わりに使う
タペストリーは、部屋の雰囲気を手軽に変えたい場合に便利なアイテムです。自分の好みに合うデザインを選んで、部屋に明るさを加えたり落ち着いた空間を演出したりできます。
さらに、収納や書棚などの物を隠すために使用したり、部屋の空間を分けたりする際のパーテンションとして活用することも可能です。タペストリーを窓側に吊るせば、新たな光景を生み出してくれることでしょう。また、のれんとしてお気に入りのデザインを楽しめる点も魅力的です。
タペストリーの飾り方8選
では早速、タペストリーの効果的な飾り方について解説します。タペストリーのデザインや重さなどを考慮しながら、壁や天井を傷つけない方法も紹介しますので、参考にしてみてください。
画鋲やピンで飾る
タペストリーを飾る場合、壁などに画鋲やピンを使用して設置することがあります。画鋲やピンを使う方法は一般的ですが、壁に穴を空けてしまう点がデメリットです。また、画鋲やピンの大きさや耐荷重によっては、タペストリーの重さに耐えきれない場合があります。
このため、画鋲やピンを購入する場合は、ホームセンターや通販サイトなどで穴が目立ちにくいタイプのものを選び、耐重がどの程度か確認すると良いでしょう。
適切な画鋲やピンを用意してタペストリーを飾る場合は、次の手順でおこないます。
- タペストリーを飾る位置(高さ)を決める
- 決めた場所に画鋲を壁に刺す
- タペストリーに取り付けた紐をかける

フックを使って飾る
タペストリーを飾る際に、フックなどを使って取り付ける方法は便利で簡単です。ただし、取り付ける場所やフックの種類によっては壁を傷つける可能性があるため、慎重に行う必要があります。
以下は、裏面が両面テープになっている粘着フックを使ってタペストリーを飾る場合の手順です。
- 設置場所や壁の素材に応じて適切なフックを選ぶ
- フックを取り付ける場所をきれいに拭く
- 選んだフックを設置場所に取り付ける
- タペストリーをフックにかけて吊るす

マスキングテープとマグネットを使って飾る
タペストリーを飾るために、マスキングテープとマグネットを組み合わせて使用する方法があります。この方法は、壁にマグネットを貼り付け、そのマグネットにフックを取り付けてタペストリーを吊るすものです。以下の手順で行います。
- 強力なマグネットを選ぶ
- マスキングテープでマグネットを壁に固定する
- マグネットにフックを取り付ける
- フックにタペストリーを吊るす
タペストリーの大きさや重さに応じて、適切な強度のマグネットを用意しましょう。また、マスキングテープでマグネットを固定しているため、重すぎるタペストリーには向かない点も注意が必要です。

【穴や傷をつけない飾り方】ハンガーにかけて飾る
ハンガーを使えば、壁に穴を空けることなくタペストリーを飾れます。専用のハンガーも市販されており、手軽にタペストリーを取り付けられます。
タペストリー用ハンガーの使い方は、以下のとおりです。
- タペストリーの上部と下部をハンガーに固定する
- 壁にフックを設置する
- ハンガーをフックに引っ掛ける
この方法で飾ると、風などによってタペストリーがめくれるのを防ぎ、シワになりにくいといった利点があります。

【穴や傷をつけない飾り方】突っ張り棒を用意して飾る
突っ張り棒を使用して飾る方法は、壁や天井に傷をつけずに、タペストリーを美しく展示できる点がメリットです。突っ張り棒は100円均一ショップなどで手に入り、設置が簡単で使い勝手が良いアイテムです。
突っ張り棒と使ってタペストリーを設置する場合、タペストリーに紐が付いている場合とない場合では、取付方法が若干異なります。
- 紐が付いている場合:S字フックを突っ張り棒に引っ掛けてタペストリーを吊るす
- 紐が付いていない場合:S字フックやカーテンクリップを突っ張り棒に通し、クリップでタペストリーを挟んで吊るす

【穴や傷をつけない飾り方】額縁やフレームで飾る
小さめサイズのタペストリーの場合、額縁やフレームに入れて飾れます。タペストリーのデザインの一部分を飾りたいときや、汚れやホコリから保護したい場合に適しています。
額縁に入れて飾るのはシワが目立たず、特別な雰囲気を演出できるでしょう。さらに棚やシューズボックスの上などに立てかけて、傷つけることなく保管できる点もメリットです。
ただし、タペストリーのサイズに適した大きさの額縁やフレームが入手できない可能性もあります。
大きめのタペストリーを飾る場合は、オーダーメイドの額縁を検討する必要があるかもしれません。

【穴や傷をつけない飾り方】スタンドやイーゼルで飾る
ポールスタンドやイーゼルなどを利用してタペストリーを飾る方法もあります。
ポールスタンドの場合、バッグや帽子などを掛けているスタンドのポールに、小ぶりのタペストリーなどを飾ると個性的な雰囲気を楽しめるでしょう。
また、イーゼルは絵画や看板を展示するために使われるアイテムで、タペストリーを飾る際にも活用できます。アルミ製や木製など多様な種類があり、タペストリーのデザインやカラー、設置場所の雰囲気に合わせて選びましょう。

【穴や傷をつけない飾り方】サイズに合わせてラミネート加工する
タペストリーをポスターのようにラミネート加工して飾る方法を紹介します。
ラミネート加工は「タペストリーに傷を付けたくない」あるいは「一部を切り取って飾りたい」場合に適した方法です。ラミネート加工を施すことで、タペストリーが完全にフィルムで覆われるため、汚れやホコリから守られシワも伸びやすくなります。
ラミネート加工を行う場合は、事前にポールや紐を外しておきましょう。その理由はポールや紐を通したままで加工すると、空気が入り込んでしまい、きれいな仕上がりにならない可能性があるためです。

タペストリーを飾るうえで注意するポイント
タペストリーを飾る際に注意すべき点は以下の4点です。
- 日焼けに気をつける
- 重さを確認する
- 外す際は慎重に行う
- 外した後の保管方法を考える
タペストリーは直射日光や強い照明の下に長時間さらされると、色あせや劣化が生じる可能性があります。タペストリーと壁の境目が日焼けで目立つ場合もあるため、適度な周期でタペストリーを外し保管しましょう。
また、タペストリーの大きさや素材によって重さが異なります。飾る方法を選ぶ前に、タペストリーの重さをしっかり確認しましょう。無理に設置すると落下の原因となり、タペストリーや壁を傷つける可能性があるため、注意が必要です。
タペストリーを取り外す際は慎重に外してください。特に強力な両面テープやフックを使っている場合は、壁の材質によっては剥がれることがあります。外した後の保管場所を決めておくとスムーズに収納ができます。
収納する場合は、高温多湿を避け、直射日光が当たらない場所に保管しましょう。また、タペストリーをたたむ際にはシワや折り目がつく場合があるため、巻いて収納するときれいに保てます。
まとめ
タペストリーを飾る場合は取付方法を慎重に選び、注意点を押さえることが大切です。画鋲やピン、フック、突っ張り棒など、さまざまな方法があります。
また、タペストリーのサイズや重さに適した飾り方を選択しなければなりません。取り外す際も慎重に行い、収納方法にも気を配りましょう。
本記事を参考にして、部屋や店舗などに明るさや個性を演出するタペストリーを取り入れてみてください。