ハトメの取り付けに失敗した際の簡単な外し方をご紹介!

ハトメとはロープなどを通すためのリング状の金具を指します。
ハトメ加工には生地が破れにくくなるよう補強する役割もあります。素材は真鍮製、アルミ製、プラスチック製など様々です。横断幕・懸垂幕キングでは真鍮製のハトメを取り付けております。
今回は、ハトメの取り付けや外し方を紹介します。
ハトメの外し方
ハトメを外す際には、喰い切りなどのニッパーやラジオペンチなど金具をしっかりつかめる器具を使うのがおすすめです。
ハトメは、内側の金具部分を一周ほぐすように起こしていき、隙間ができれば外せます。金具を喰い切りで起こす際は、強引に引っ張ったりせず、ゆっくり丁寧に行って生地を傷つけないように気をつけましょう。
金具が起きて、ペンチが入る隙間ができた後も、一気に引き抜かず浮いている箇所から徐々に金具を外していきましょう。特に、座金のある場合は残った金具で怪我する可能性もあるため、注意してください。
自分でハトメを付けるときの注意点
ハトメの取り付けに失敗するときは、ハトメの叩き方や打ち具とのサイズなどに問題がある可能性があります。打ち具を垂直にして叩き、金具が変形するほど強く叩かないことを意識しすることが大切です。また、ハトメの素材強度やサイズに適した打ち具を選びましょう。
ハトメは再利用できる?
一度取り付けに失敗して破損してしまったハトメは、再利用できません。もう一度ハトメを付けたい場合は、新しいハトメを使いましょう。初めて作業する場合は予備を買っておくのもおすすめです。
また、ハトメが付いていた商品のハトメが取れて交換したい場合は、工具を買い揃えれば作業もできますが、専門の業者に依頼することも視野にいれましょう。