横断幕・懸垂幕キングへようこそ!横断幕・垂れ幕・大判シートの印刷ならおまかせ。1枚3,025円~制作可能です!【日本全国対応】

お問い合わせ
横断幕・応援幕
店頭幕
足場幕
看板幕
のぼり旗

サークルスペースやイベントブースのレイアウトのコツ!設置例も紹介

サークルスペースやイベントブースのレイアウトのコツ!設置例も紹介

同人即売会や同人イベントなどにサークル(出展側)として参加する際、各サークルごとに決められた頒布スペースが設けられます。これは「スペース」「サークルスペース」「イベントブース」などと呼ばれ、自分でレイアウトや設営を行う必要があります。

頒布する本やグッズを並べたり、装飾や宣伝用のアイテムを活用したりと、各々がさまざまな工夫を凝らしているサークルスペースですが、「どのようにレイアウトすれば良いか迷っている」「初参加で必要なものが分からない」という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、同人イベントのサークルスペースをレイアウトする際のコツや必要な物、確認すべきポイント、設置例などについて紹介していきます。

サークルスペースのレイアウトを考える時のポイント

具体的なレイアウトを考える前に、まずは以下の点について最初に確認しておきましょう。

  • イベントや会場のルール・規模を確認する
  • 必要な道具や装飾、持ち物をリスト化する

それぞれ詳しく解説します。

イベントや会場のルール・規模を確認する

同人イベントなどでは一般的に、運営側に用意された場所と予め設置してある長机の一部などが参加サークルのスペースとして与えられます。当然ながら、自分の装飾品や頒布品はその範囲に収めてレイアウトする必要があるため、実際に参加するイベントのスペースのサイズを知っておく必要があります。

多くの場合、一般的な折りたたみの長机を半分にした幅(幅90cm×高さ70cm×奥行45cm)が1サークル分のスペースとなります。これは、仮にA4やB5の本だけを重ならないように並べた場合、縦向きの本なら横に4冊、横置きの本なら横に3冊×2列程のサイズとなります。

サークルスペースは一般的に長机半分の幅90cm×高さ70cm×奥行45cm 机のサイズは、A4やB5の本の場合縦向きなら横に4冊、横置きの本なら横に3冊×2列程置ける。

スペースのサイズが分かれば、何をどのくらいまで置けるかが明確になります。自宅の机などで同じサイズを想定してどのような配置ができるかシミュレーションをしてみるとよいでしょう。

また、各イベントごとに決められたルールについてもよく確認しておきましょう。展示物や持ち込めるものに決まりがある場合、使おうと思っていた道具が当日使用できない可能性もあります。

必要な道具や装飾、持ち物をリスト化する

サークルスペースのサイズが分かり、ある程度サイズのイメージができたら、必要になりそうなものをリスト化していきましょう。同人イベントでは沢山の頒布品やアイテムを持ち込むことになります。リスト化することで抜けが無いようにすることが大切です。

スペースの装飾・レイアウトに必要な道具の例 その他に必要な道具や便利グッズの例
同人イベントの持ち物リストの例
頒布品
  • 本やグッズなど販売するアイテム
  • 名刺やペーパー(フリーペーパー)などの配布物
など
接客用品
  • 会計を行うためのボックスやバッグなど
  • お金をおいてもらうトレー
  • 電卓(代金計算用など)
など
装飾品
  • ポスター(地面に立てる用)
  • ポスタースタンド
  • 頒布品を書いたお品書き
  • 敷布、ブースクロス(テーブルクロス)
  • 値札カード
  • ミニポスターやPOP、各種ミニスタンド
  • ブックスタンド
  • イーゼルやコルクボード
など
小道具
  • 文房具(太めのマジックペンやハサミ、テープ類も)
  • ビニール袋
  • 養生テープ
など
あるとよい便利グッズ
  • 机に取り付けられるフック、S字フック(100円ショップなどで調達)
  • ビニール袋
  • ミニ扇風機やカイロなど季節に合わせたもの
  • 靴を脱げる用の足元マットなどリラックスグッズ

リスト化をする目的は、荷造りをする時に活用できることはもちろん、当日までに準備を進めていく中で何をどこで調達しておくべきかが分かるという点にもあります。特に、近くのお店で手に入るようなものであれば良いですが、印刷会社に発注が必要なポスターなどは、納期も間に合うように考える必要があります。

また、持っていく物のことばかりを考えてしまい、それらを運ぶカバンを考えていなかったということにならないようにしましょう。荷物が多くなりがちなので、どのカバンなら持ち運べるか、新しく買う必要があるかなども同時に考えておきましょう。

先に紹介した持ち物リストの中でも、特によく使われる装飾品などについていくつかピックアップしてご紹介します。

卓上ポスター・背面ポスター

背面ポスターのサイズイメージ
背卓上ポスターのサイズイメージ

ポスターは遠くからでもスペースの存在を目立たせられるアイテムです。イベント来場者は沢山のサークルが並ぶ中から、目当てのサークルや気になるサークルを探すことになります。情報量の多い空間で見つけてもらい興味を持ってもらうには、いかにスペースが目立つかが重要になります。背面ポスターは、画像の通り人の身長と同程度のサイズなので、自分の背面からでも大きくアピールできます。

なお、ポスターを使う際には、転倒リスクや高さ制限、周りのサークルに迷惑が掛かっていないかなど十分注意しましょう。

敷布(ブースクロス、テーブルクロス)

 敷布(ブースクロス、テーブルクロス)のイメージ

会場で用意された長机にそのまま頒布品を置くだけでは、寂しい印象になってしまいがちです。そこで敷布やブースクロス、テーブルクロスと呼ばれる布を長机に敷いて、スペースを華やかに彩ることができます。作品や頒布品のテーマなどにあわせて設置すれば、スペースやサークルの顔になる要素にもなります。敷布のサイズ目安は幅90cm×高さ130cm程度で、これは一般的なスペースの机をカバーして、かつ通路側に垂らすことができるサイズになります。

当サイトでも、テーブルクロスの印刷を承っております。全面を自由にデザインできるので、イラストや文字、配色など、サークルや作品にあったものを作成いただけます。

敷布(ブースクロス、テーブルクロス)の商品ページへ

POP(ポップ)

「新刊」をアピールするPOP(ポップ)のイメージ
 本の内容を紹介するPOP(ポップ)のイメージ

ここまでのアイテムは、来場者に見つけてもらったり知ってもらったりするための「呼び込み」を目的としたものですが、いざスペースに人が訪れた際に活躍するのがPOPです。POPを頒布品の近くに設置し、「新刊」であることや作品のジャンル、モチーフ、登場キャラ、カップリングなどを簡単に紹介すれば、より興味を持ってもらえるきっかけになります。

また、一番見てほしいものをアピールして、来場者の視線を優先順位の高いものに誘導する効果も期待できます。漫画や小説であれば、あらすじや物語の方向性などを記載して内容が簡単にわかるようにしておくのもよいでしょう。

頒布品ディスプレイ用のアイテム

頒布品や装飾品を机の上に並べる際、ディスプレイ用のアイテムを何も用意していなければ、そのまま机に平置きすることになります。これでは、場合によっては見せたいグッズが来場者に見えにくくなったり、アイテムが全て置けなくなったりする可能性があります。ブックスタンドやひな壇など、ディスプレイ用のアイテムはさまざまあるので活用してみましょう。

サークルスペースのレイアウトのコツ!

スペース設営に必要なものがわかったら、実際に設営する時に意識したいポイントを抑えておきましょう。スペースをレイアウトする際のコツについて解説していきます。

グッズや本が見やすいように、参加者の目線を意識して並べる

同人イベントにおいて大事なのは、「何を頒布しているのか」「どのような作品なのか」がわかりやすいことです。そのため、スペースは来場者の目線を意識したディスプレイを行うことが重要になります。先に紹介したディスプレイ用のアイテムなどを活用して、立体的にレイアウトすることで、本の表紙やグッズが来場者の目線に入りやすいようにしましょう。斜めに立てかけられるカードスタンドやタブレットスタンド、イーゼルなどがおすすめです。

平積みのレイアウトと、立体的なレイアウトの見え方の違い

同人誌であれば、平積みにした上に見本だけを表紙が見えるように立てる方法もあります。本を積むのは、「その数だけ頒布できる」というアピールにもなります。ただし、中綴じ本(ホッチキスでとめるタイプの本)は、積み重ねた際の安定感に欠け、振動で崩れる可能性があるので注意しましょう。滑りやすい材質の本であれば特に注意が必要です。

イーゼルなどに本を立てて置き表紙を見せるレイアウトのイメージ

他にも、コルクボードに頒布グッズをピン止めしてイーゼルなどで立てかけておけば、前を通りかかった人に一目でどのようなグッズがあるかが分かります。先に紹介した卓上ポスターなどで、お品書きを通路側に見せて置くのもよいでしょう。

コルクボードに取り扱っているグッズを並べてディスプレイするイメージ

値札は値段が一目でわかるように大きな字で書く

同人イベントにおいては、値段の分かりやすさも重要です。できるだけ大きな字で太くはっきりと書くことを意識しましょう。イベントでは、目当てのサークル以外にも新しい作家さんを探しに予算を多めに持ってきている参加者もいます。スペースを一瞬でも見てもらえた時に、本やグッズの内容と一緒に値段が瞬時にわかれば、それだけで足を止めてくれる可能性もあります。

文字の書き方による値札の見やすさの違い

販売する商品が少ない時は装飾を工夫する

人によっては、頒布するものが少なく机のディスプレイが寂しくなってしまうという方もいるでしょう。本をたくさん並べて置いておくのも手段の1つですが、頒布しないアイテムを装飾品として飾っておくのも効果的です。サークルや作品のテーマ、雰囲気にあわせて、アクリルスタンドやオーナメントなどを置けば、イメージ作りの一貫にもなります。ただし、それらが売り物ではないことはわかるようにしておきましょう。また、会場のルールで設置して問題無いかどうかも確認しておきましょう。

スペースの内側は接客がしやすいように整理する

イベント当日は、自分やお手伝いの方などがスペースに滞在して接客することになります。接客や対応をしやすいように、スペースの内側もしっかりセッティングしておきましょう。実際にどのようなやり取りが起きるかを想定しながら、会計に使用するトレーやボックスなどを置く位置を考えていきます。会計には、ウォールポケットを活用するのもアイデアの1つです。

また、机に取り付けられるフックを使用すれば、様々な物を吊るしてかけておくことができます。飲物など長時間滞在する上で必要なものもすぐに取りやすいようにしておきましょう。

スペースの内側(自分側)のレイアウトの例

サークルスペースのレイアウト例

ここまで紹介した内容を踏まえて、最後にサークルスペースのレイアウト例をご紹介します。レイアウトの仕方は多種多様なので、これらを参考に自分なりのスペース作りを目指してみてください。

【例1】コルクボードやイーゼルを使用したレイアウト

コルクボードやイーゼルを使用したレイアウトのイメージ

ポイント

  • イーゼルに本を立てて表紙を通路側にはっきりと見せる
  • 立てて置いた本は見本誌として、中身を見られるようにしておく
  • コルクボードにアクスタや缶バッチなどを並べて一覧で見せる
  • 背面ポスターとテーブルクロスでスペース全体を装飾してサークルの雰囲気を演出&アピールする
  • 細かいグッズはテーブルにそのまま置いて値札を大きく見せる

【例②】棚やブックスタンド(ひな壇)を用意して並べたレイアウト

ブックスタンドを用意して並べたレイアウトのイメージ

ポイント

  • ブックスタンドに頒布する新刊や既刊をすべて一覧で並べ、表紙が通路側に見えるように置く
  • ポストカードなどのグッズも通路側に見えやすいようにディスプレイする
  • 値札やポップを頒布品に直接つけ、ジャンルやおすすめポイントをアピールする
  • お品書きを卓上で大きく見せて、全ての取り扱いグッズを紹介する

なお、他にも色々な設置イメージが知りたいという方は、SNSの投稿を探すのがオススメです。「設営完了しました」などのキーワードで検索をすれば、イベントに実際に参加されている方のスペースレイアウトが写真付きで投稿されています。自分の頒布品と近いサークルや、理想のレイアウトをされている投稿を見つけて参考にしてみるとよいでしょう。

まとめ

同人イベントでは、サークルスペースをどのようなレイアウトにするか、どれだけ準備をできるかが、当日の成功に大きく影響します。自分が頒布する作品や参加する目的にあわせて、必要になりそうなアイテムをよく確認し、早めに準備していきましょう。

実際に参加するイベントのルールもよく確認しながら、今回ご紹介した内容を参考に、自分なりの素敵なサークルスペースを作ってみてください。

テーブルクロスの商品ページへ タペストリーの商品ページへ

横断幕・懸垂幕キングでは、同人イベントのスペースに使えるテーブルクロスや、装飾・グッズに使えるタペストリーの制作が可能です!

姉妹サイト「冊子製本キング」をチェックする

弊社の姉妹サイト「冊子製本キング」では、同人誌をはじめとした本・冊子の制作が可能です。この機会にぜひチェックしてみてください!
※「冊子製本キング」へ移動します。