ターポリンとはどんな生地?横断幕の素材の選び方
この記事では、ターポリンの特性や横断幕に使う利点、素材を選ぶときのポイントについて解説します。
ターポリンとは
数ある横断幕の素材の中でもよく使われる「ターポリン」とは、どのような生地なのかを説明します。 ターポリンとは、ポリエステル製の布を軟質の合成樹脂で挟んだ生地のことです。横断幕以外では、看板や屋外テント、工事現場のシートなどにも使われています。布生地であるトロマットと比べると厚みがあり、屋外で使う掲示物の素材として選ばれることが多い生地です。また、このような特徴から、横断幕以外でもバッグやリュックに使われることがあります。
防炎
横断幕によく使われるターポリンは、ポリエステルなどを使用した生地です。比較的燃え広がりにくい性質を持つものもありますが、まったく燃えないわけではありません。そのため、万が一火がついた際にも燃え広がりにくくするための防炎加工が重要になります。
横断幕・懸垂幕キングで取り扱うターポリンには防炎加工を施しているため、屋内施設やイベント会場など、防炎性能の確認が必要になる場面でも使いやすい仕様です。
耐久性
横断幕によく使われるターポリンは、表面が樹脂で覆われた生地のため、水を通しにくく、屋外でも使われることが多い素材です。そのため、雨風の影響を受けやすい場所に設置する横断幕や、一定期間掲示する横断幕の生地として選ばれています。日当たりや設置場所などの条件によって状態の変化には差がありますが、長期的に使用する横断幕を作りたい場合に適した生地です。
横断幕・懸垂幕キングでも、長期間掲示する用途に向いた生地としてターポリンを取り扱っています。
ターポリン生地の種類
ターポリンには1類と2類がある
建築工事で使用するシートには、その性能(引張強さや耐貫通性、防炎性など)がJIS A 8952「建築工事用シート」によって定められています。
このうち、シート単体で落下物による危険防止を目的として使用されるものが「1類」、シートと金網を組み合わせて落下物による危険防止に使用されるものが「2類」です。
工事や建築現場以外で使用する場合は、2類のシートでも十分な強度があります。
生地の種類
ターポリンはビニール素材でできているため、雨風にも強く、耐水性に優れた丈夫な生地です。表面に光沢があるため、写真などの画像データも鮮明に印刷できます。また、太陽光や気温の変化による色褪せもしにくい素材です。
メッシュターポリンは細かい穴が開いたメッシュ状の生地です。小さな穴が生地全体に配置されていることで通気性に優れており、強風時でも風圧を逃がすことができます。
グロスターポリンはビニール素材のターポリンにグロス加工を施した、光沢のある生地です。ターポリン同様に雨風や太陽光、気温の変化に強く、ターポリンよりも写真やグラフィックデザインの表現に優れています。
遮光ターポリンは、ターポリン2枚の間に黒い生地を挟み込んだ3層構造の生地です。黒い生地を挟み込まれていることで強い日差しも通さない遮光性があり、両面印刷が可能です。
横断幕・懸垂幕キングでも、ターポリン・メッシュターポリン・グロスターポリン・遮光ターポリンを取り扱っています。
取扱い生地について詳しく調べてみる生地の種類によるメリットとデメリット
ターポリン生地のデメリットとして挙げられるのは重さです。布生地であるトロマット生地が約160g/㎡(※防炎なし)であるのに対し、ターポリン生地は約380g/㎡(防炎加工済み)と、比較的重量があります。
サイズにもよりますが、長距離の持ち運びが発生する場合や設営・撤去を頻繁に行う場合は、軽い素材を選ぶ方が扱いやすい場合があります。一方で、長期間掲示する横断幕であれば、一度設置すれば頻繁に動かすことがないため、耐久性の高いターポリン生地が選ばれることもあります。
また、設置場所や用途によっては、別の種類のターポリンが向いている場合もあります。たとえば、風の影響を受けやすい場所ではメッシュターポリン、両面から見られる場所では遮光ターポリンなど、必要な条件に応じて選ぶことが大切です。
横断幕の生地の選び方
横断幕の生地を選ぶ際は、「屋内か屋外か」「持ち運びの有無」「両面から見られるかどうか」といった設置条件をもとに考えると選びやすくなります。
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作成費用がどれくらいかかるか調べてみる屋内で使用する横断幕の生地選び
屋内で使用し、長期間取り外す予定がない横断幕であれば、耐久性の高いターポリンが選ばれることがあります。
また、屋内の飲食イベントでは防火対策の観点から、防炎加工が必要になる場合もあります。そのため、防炎加工の有無を確認したうえで生地を選ぶことが大切です。
一方で、室内用の横断幕を頻繁に持ち運ぶ場合は、軽く折りたたみやすいトロマットも選択肢になります。
屋外で使用する横断幕の生地選び
屋外で使用する横断幕は、ハトメ加工を施して紐で固定し、長期間取り外さないことも多いため、ターポリンが選ばれることがあります。
また、飲食店でタペストリー状の幕を掲示する場合は、発色が鮮やかでメニューの写真などを見せやすいグロスターポリンが選択肢になります。「営業日」「休業日」など、表と裏で文字やデザインを変えたい場合には、裏面が透けにくい遮光ターポリンが向いています。
<耐久性のある厚手のターポリン>
<通気性のあるメッシュターポリン>
学校や役所などに横断幕を掲げる場合は、告知やスローガンなどの懸垂幕を長期間にわたって屋外に掲示することも多いため、耐久性が重視されます。このような場合は、雨風に強い厚手のターポリンが使われることがあります。反対に、建設現場や風が強い場所では、マンションなどの告知で大型の横断幕を高所に掲げることもあるため、風を逃がしやすいメッシュターポリンが向いています。
ターポリンの加工について
ターポリンの横断幕には、用途に応じてハトメ加工、周囲ロープ縫込み加工、袋縫い加工などを施すことができます。横断幕・懸垂幕キングでも、これらの加工に対応しています。
※ハトメの個数・位置を指定する場合は、別途税込220円がかかります。
標準ハトメ加工
標準ハトメ加工とは、ロープ等を通すための穴を金具で開ける加工です。
ご指定のサイズに対して、約100cm間隔でハトメをお付けします!
ロープ縫込み加工
ロープ縫込み加工は、周囲にロープを縫い込んで補強する加工です。4辺を補強するので、強度に優れています!ロープを縫い込んでいる分、さわると凹凸がわかります。
ロープ縫込み加工は横断幕にデフォルトで付属する仕様です。
上下棒袋縫い加工
上下棒袋縫い加工は、棒やポールを通して設置することができるように生地を折り返して袋状にする加工です。ご指定の幅で縫製することができ、標準ハトメ加工の追加も可能です。
ターポリンの保管・お手入れ方法
ターポリンの横断幕は丈夫で、長期間使用されることも多い生地ですが、雨風による経年劣化を完全に避けることはできません。ただし、適切にお手入れや保管を行うことで、劣化を抑えながら使いやすい状態を保ちやすくなります。横断幕を長持ちさせるには、保管方法やお手入れ方法を確認しておくことが大切です。
ターポリンの保管方法
ターポリンの横断幕は素材が固いため、折りたたんで保管するとインクが剥がれる可能性があります。長期間使わない場合は、印刷面を内側にして筒状に丸めて保管しましょう。 また、ターポリンは日光に強い素材ですが、劣化を抑えるためには冷暗所で保管する方が適しています。
ターポリンのお手入れ方法
屋外でターポリンの横断幕を使うと、雨風にさらされるため汚れが付くことがあります。汚れが気になった場合は、柔らかい濡れた布でやさしく拭き取りましょう。プリント面を強くこするとインク剥がれの原因になるため、やさしく扱うことが大切です。
横断幕の保管・お手入れ方法についてさらに詳しく知りたい方は下記ボタンからご覧ください。
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