幕の印刷で使われるメッシュターポリン生地とは?仕様や制作事例を紹介
メッシュターポリン生地は、横断幕や懸垂幕、宣伝幕として工事現場や学校、風の強い場所でよく使われている素材です。
今回は、メッシュターポリンがどのような生地か、特徴や仕様などを紹介していきます。
幕の作成を考えていて、どのような生地にするか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
メッシュターポリン生地とは
メッシュターポリン生地はビニール素材のターポリンに細かい穴があいたシートです。横断幕や懸垂幕、工事現場の養生幕として屋外でよく使用されています。
具体的には、風の影響を受けやすい高所の工事現場や橋の横、学校・スポーツの応援などの幕としてメッシュターポリン生地が使われています。
通常のターポリン生地と比べて軽く、持ち運びや取り付けの際に便利な点も屋外用として使われている理由です。
メッシュターポリンとターポリンの違い
ターポリンは、ポリエステル製の布を軟質の合成樹脂で挟んだビニール素材の生地で耐久性に優れています。雨風に強く、メッシュターポリンと比べるとデザインが見やすいのが特徴です。
ターポリン生地は細かな穴が空いておらず風通しがよくないため、高所や風が強い場所への設置は向いていません。
<メッシュターポリン>
<ターポリン>
こちらの記事ではターポリンがどのような生地で、どのような横断幕として適しているかを詳しく紹介しています。
項目別に見るメッシュターポリン生地の特徴
メッシュターポリンの特徴を素材・強度・重さ・価格の観点から比較しています。使用用途などに適したものかを考えながらチェックしましょう。
・素材
メッシュターポリンは、高強度ポリエステル織物のビニール素材から作られていて通常のターポリン生地に穴があいた仕様です。横断幕・懸垂幕キングのメッシュターポリンは、防炎加工済です。
メッシュターポリン素材のメリットとして、風通しがよいため高所や風の強い場所へ設置しても破れにくくなっています。通常のターポリン生地と比べると防音性があり、設置場所の裏側も見えるようになっています。
メッシュターポリン素材のデメリットとして、複数穴があいているため、印刷面が少なく絵柄が見えにくくなります。デザインによっては視認性がよくない場合があるので、注文の際は気を付けましょう。
・強度、耐久性
メッシュターポリンは、生地に細かな穴があいているので風通しがよいのが特徴です。
また、風が強い場所へ設置する際の強度や耐久性はターポリン生地のなかで一番高くなっています。橋の上や校舎の壁など風が強い場所に幕を利用したいときにおすすめです。
設置場所や使用環境により変わりますが、交換目安は一般的に1~3年程度とされています。
・重さ
横断幕・懸垂幕キングで扱うメッシュターポリンの重さは270g/m2となっています。穴のあいていない通常のターポリンは380/m2のため、ターポリンよりメッシュターポリンの方が軽いです。
持ち運びがしやすいターポリン生地を探している場合は、メッシュターポリンを推奨します。
・メッシュターポリンの価格表
横断幕・懸垂幕キングで販売している幕で比較するとメッシュターポリンは、ターポリンやグロスターポリンと同じ価格です。
そのため、ターポリン生地のなかから風通しのよい素材を探している場合は、メッシュターポリンがおすすめです。
※サイズが小さいのに価格が上がる場合縦/横
120cm
180cm
240cm
300cm
360cm
60cm
4,855円
5,243円
6,991円
8,739円
9,979円
90cm
5,243円
7,865円
9,979円
12,474円
14,223円
120cm
6,991円
9,979円
13,305円
15,804円
17,474円
150cm
8,739円
12,474円
15,804円
18,202円
20,277円
180cm
9,979円
14,223円
17,474円
20,277円
24,332円
210cm
11,642円
16,594円
18,925円
23,656円
28,387円
240cm
13,305円
17,474円
21,628円
27,036円
32,443円
270cm
14,223円
19,658円
24,332円
30,415円
36,498円
300cm
15,804円
20,277円
27,036円
33,795円
39,312円
※価格はサイズや納期によって異なります。
※3営業日の特急便でご注文の場合は、1枚につき税込2,200円追加されます。
メッシュターポリンで印刷した幕の事例
メッシュターポリンで制作した幕は、横断幕や店頭幕など屋外でよく使われています。店舗名を入れた看板幕やおすすめ商品の紹介、運動部などの応援幕としてもおすすめの素材です。
メッシュターポリンは、自由サイズで作成できます。さまざまな色合いやデザインでお気に入りの横断幕を印刷可能です。今回は、メッシュターポリン生地でご注文されたお客様の事例をご紹介します。
お客様名 | 東京都 藤岡 様 |
生地 | メッシュターポリン |
サイズ | H120×W391 |
プラン | データ入稿 |
用途 | サッカーの応援 |
お客様名 | 東京都 株式会社ノエマエンジニアリング 様 |
生地 | メッシュターポリン |
サイズ | H360×W180 H540×W180 |
プラン | データ入稿 |
用途 | 工事現場の足場幕 |
お客様名 | 神奈川県 合同会社BLUEDAISY 様 |
生地 | メッシュターポリン |
サイズ | H180×W180 |
プラン | データ入稿 |
用途 | 店舗の宣伝のため |
その他にもメッシュターポリン生地でご注文されたお客様の声はこちらで紹介しています。
横断幕・懸垂幕キングでは、さまざまなサイズ・仕様でオリジナルの幕商品をご注文いただけます。
横断幕・懸垂幕キングを見るメッシュターポリンの加工
横断幕・懸垂幕キングのメッシュターポリンは、「ハトメ加工」「ロープ縫込み加工」「棒袋縫い加工」の3つの加工が施せます。
横断幕・懸垂幕キングでは、設置する際に便利な加工は無料なので、オプション機能をつけたいと考えている場合におすすめです。
※ハトメ個数・位置を指定する場合、+税込220円別途費用が発生いたします。
・ハトメ加工
ハトメとはロープなどを通すためのリング状の金具で、補強する役割を担っていて紐が通しやすいように加工されたもののことです。
リング状の金具なので、横断幕や応援幕、足場幕を設置する際に紐を通しやすく屋外で使うときにも重宝します。
ハトメ加工については、こちらの記事で詳しく説明しています。
・ロープ縫込み加工
ロープを生地周りに縫い込むロープ縫込み加工は、ロープを生地周りに縫い込んでいるため強度が高くなります。メッシュターポリン幕の4辺を補強しているのがポイントです。
横断幕・懸垂幕キングでは全商品にロープ縫込み加工が施されているので強度がある横断幕を探している場合におすすめです。
・棒袋縫い加工
棒袋縫い加工とは、棒や紐を通せるように生地の上下を袋状に縫製する加工のことです。キッチンカーの宣伝や店頭幕など棒を通して設置したい場合によく使われる仕様になります。
ハトメ加工と棒袋縫い加工どちらともつけることもできるのに加え、棒袋の幅はお好きな長さで設定できます。そのため、使用する棒の大きさに合った幕が印刷可能です。
まとめ
メッシュターポリン生地には、さまざまな特徴があります。リーズナブルで使いやすい屋外で使える横断幕を探している人はこの機会にぜひご確認ください。
横断幕・懸垂幕キングのメッシュターポリンは、無料でハトメ加工、ロープ縫込み加工、棒袋縫い加工がおこなえるので欲しい機能がついた幕を制作することができます。