腰幕とは？活用するメリットや活用される場面について紹介！

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腰幕は、イベント会場に設置される長机や陳列棚などの装飾におすすめな幕のことです。屋外問わず企業名などのPR効果を生み出せるほか、手軽に売り場の雰囲気をにぎやかにする効果にも期待ができるため、便利な販促アイテムとして活用されています。

この記事では、腰幕のイメージが掴めるように、活用メリットや設置場面について解説します。一般的な生地や選び方についても記載しているため、店舗やイベントなどで腰幕を用いた演出を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

腰幕とは

腰幕とは、テーブルの全面を覆うテーブルクロスと異なり、1枚の生地でテーブルや台の側面をぐるりと覆う装飾幕のことです。

天板部分に布が被らないため、食品や物産を扱う場面など机上で汚れやすい作業をする際にも腰幕の使用はおすすめです。

また、セールやフェアなどのデザインを名入れ印刷することで、店舗やブランドをアピールでき、集客にも役立ちます。大きなテーブルのほか、陳列用の什器やショーケースなどさまざまな状況に対応できるため、目的や設置場所に応じた腰幕を選ぶことが大切です。

腰幕を活用するメリットとしては、以下の2つが挙げられます。

腰幕はシンプルなアイテムであるものの、商品名や店舗名などを記載したものを巻くことで、認知度や集客力を高める効果が期待できます。
加えて、「どのような商品を売っているのか」「どんな特徴があるのか」などをわかりやすく記載すれば、通行人に興味をもってもらうきっかけにもなるでしょう。

また、目をひくデザインやカラフルな色彩を取り入れた腰幕を設置することで、売り場に華やかな印象を与える効果に期待が持てます。

腰幕で使われる一般的な生地は、以下の2種類です。

〇トロマット生地

トロマット生地は重量があり、腰幕のような大型の幕に適した布生地です。
防炎加工に対応している生地のため、食品を扱う場面などでの使用にもおすすめです。

〇テトロンポンジ生地

持ち運びやすさを重視するのであれば、のぼり旗などによく使われている、テトロンポンジ生地がおすすめです。

テトロンポンジ生地は、薄手の生地で裏抜けが良いことが特徴的です。耐久性は高くないため、短期的な利用に向いています。

腰幕には、天板と背面以外の3面を覆うタイプと天板以外の4面を覆うタイプの2種類があります。

ワゴンやテーブルの何面に幕を張るかによって必要なサイズが異なるため、予算や用途が決まっている方は、それにあわせてサイズを選ぶようにしましょう。

例えば、3面タイプは背面を覆わないため、地域物産展や試飲会など、裏側にスタッフが立ってアナウンスする場合におすすめです。また、荷物の出し入れがしやすく、足元に荷物や材料を隠して置きたい場合にも適しています。

一方で4面タイプは、どの方向のお客様に対しても商品の訴求を行うことが可能です。そのため、セールや特売のワゴン、ショーケースなどへの設置で多く活用されています。4面タイプでも、3面タイプと同様にテーブルの下に在庫を隠しておくことが可能です。

手軽に設置できる腰幕は、主にスーパーや百貨店などの食品売り場やセール会場の装飾として活用されています。通行人の目にとまりやすいため、自然な形で販売スペースを演出でき、複数ある売り場との差別化を図ることにも期待ができます。

横断幕やタペストリーなどとあわせて装飾すれば、ブース全体が統一感あるデザインとなり、それぞれの相乗効果も期待できるでしょう。

腰幕は、テーブルやセールスワゴンなどに取り付けることで装飾はもちろん、宣伝効果や目印としてもおすすめの販促アイテムです。

「店舗の集客率をアップしたい」「ブースに高級感を出したい」とお考えの方は、腰幕を活用して、店舗や商品の魅力を視覚的に伝える装飾に取り組んでみてはいかがでしょうか。